「雨が降っているので、雨というコーヒーを持ってきました。」
DRESS COFFEEと出会ったのは、梅雨の時期。この日初めて出会った彼は「雨が降っているので、雨というコーヒーを持ってきました。」と言い、名刺を渡すように、僕らにドリップバッグコーヒーを渡してくれました。
ちょうど雨が降っているし、名刺がわりのコーヒーなんて物珍しくてその場で“雨”のコーヒーを飲むと、とても華やかな酸味に、紅茶のような上品な味わいに驚きました。
会社名がdripというのもあってdripの堀口・平岡はコーヒーが大好き。コーヒーを作れる人が目の前に現れたとき「自分たちが欲しいコーヒーを作りたい!」と思うのに時間はかかりませんでした。
話はトントン拍子で進み、dripオリジナルコーヒーに向けて本格的に動き出すことになりました。
試飲会で、僕らが欲しいコーヒーを探す
「毎日をちょっといいものに。」というコンセプトのもと早速試飲会を行いました。
最初に試飲したのは、DRESS COFFEEが販売している「朝」「休憩」「梅雨」の3種類のコーヒー。
この3種の中で「毎日をちょっといいものに」というコンセプトにぴったりなのは、”梅雨”コーヒーのテイストでした。コーヒーらしくない華やかな酸味に、飲みやすい甘い酸。ここから、DRESS COFFEEの”梅雨”の味わいを軸にdripらしさのあるコーヒーを求めていくことにしました。
まずは「浅煎り・中煎り・中深煎り」の3つの焙煎度合いを飲み比べ。さっぱり爽やかで、想像力を刺激するコーヒーを作りたくて、今回は飲みやすく華やかな浅煎りの方向性でいくことに決めました。
焙煎方針が決まったら、ここからさらに8地域11種類のコーヒーを浅煎りで焙煎し、細かなテイストを試飲で決めていきます。インターン生も含めてみんなで飲み比べした結果、エチオピア産の豆がもっとも求める味わいでした。
こうして出来上がったdripのコーヒーは、紅茶のような飲み心地。コーヒーらしい苦味はほとんどなく、フルーティな香りとまろやかな舌触りのあるコーヒーが出来上がりました。
drip coffeeの製造・完成へ
コーヒーの焙煎などはDRESS COFFEEが担当。今回は250杯近くの製造ということで、焙煎量も相当だったとのこと。(写真の量の1.5倍は焙煎したそうです…!)
パッケージデザインや梱包も担当していただきました。パッケージには和紙を使用し、手触りにもこだわりました。
こうして届いたdripのオリジナルのコーヒー。早速たくさんの方から注文をいただいたので、早速インターン生も交えてdripのみんなで発送準備をしました。(みなさん本当にありがとうございます…!)
こうして250杯ものコーヒーが多くの方に届きました。完全に出来立て新鮮で、かつdripのこだわりが詰まった美味しいコーヒーです。
SNSでもたくさんのコメントをいただきました。
dripからエチオピアのコーヒーが届いたので淹れてみました。
— ryo/ステキアシスト (@ryo_suteasi) August 12, 2019
ついこの前エチオピアにいたので不思議な感じ…
イルガチェフ×浅煎り×粗挽きの圧倒的フルーティー感。#ドリップのコーヒー pic.twitter.com/Scl1w3kptr
#ドリップのコーヒー が届いた!
— Keiko. (@k_cube_) August 12, 2019
お湯を150g計って淹れてみます☕️
楽しみ☺️ pic.twitter.com/L79N8GaVeg
限定200杯のみで販売後、当日に完売してしまうほどの人気を受けて。
YouTubeライブでコーヒーの発売を発表してから2時間半で150杯が完売するほどの人気ぶり。このコーヒーが皆さんの生活を彩るピースとなっていれば幸いです。
そしてもう季節は夏。そう、水出しコーヒーの季節です。現在dripではオリジナルの水出しコーヒーも開発を検討中。早く完成させて皆さんの元に届けるのが楽しみです!次回もどうぞお楽しみに!
dripのオリジナルコーヒーは公式オンラインストアからご注文可能です。完全受注生産なので、新鮮なコーヒーをお届けします。