成熟した“大人の男”の持ち物というイメージが強い「革」のモノ。
そのためか、お店の売り場を見ていても、私たち若者がときめくような商品は少ないように感じられます。
『コーヒーでも飲みながら、一緒に“革モノ”について語りませんか?』
そんな堀口、平岡の呼びかけで集まった20・30代の革モノ好き男女19名がひたすら革モノについて語り合うイベントを開催いたしました。
今回はその模様を少しだけお届けします!
参加者19名でイベントがスタート
『まさかこんなに集まるとは思いませんでした…笑』
冒頭、主催者の堀口から思わず本音がこぼれつつ、イベントはスタート。
まずは自己紹介てがら、それぞれ持ち寄った革小物について一人ずつ思い思いに語ってもらいました。
お気に入りのポイント、買った場所、時期、エピソードなど、、、皆さんの熱い想いが溢れます
平岡が紹介したのは、愛用しているカレンシーケース。もともとは海外旅行者向けに複数の通貨を収納するものだそう。
『初めて見たときの美しさが忘れられず購入しました。これを見せたら、みんなからオシャレだなぁと言ってもらえるのでお気に入りです!』
社会人1年目だというOさんが紹介してくれたのは、レザーのバックパック。
『このバックパックを買おうか迷っていたときに、母親から偶然同じブランドの名刺入れをもらったんです。そんな運命的な点もあって購入に至りました。』
こちらは、Tさんの名刺入れ。初めてスーツを着る仕事した大学時代に購入したものだそう。
『革製品は大人っぽいものだからこそ、背中を押してくれる、自分自身を“武装”させてくれるような存在です。』
僕、緑川もお気に入りのバックパックを紹介しました。素材感の異なるレザーの切り替えとまるっとした柔らかいシルエットがお気に入り。 使い込んでいくと柔らかく表情が変わっていくのも良いですね。
Kさんのピッカピカに磨き上げられた革靴。19歳のときに初めて買った靴でもう5年も履いているそう。『革は手入れをすればしっかり応えてくれる。そんなところがたまりません…』と語ってくれました。
みんなで理想の革小物を!
それぞれの紹介が終わると、今回のイベントの本題へ。
『ここにいるみんなで革小物を作りたいと思っています。』と切り出す二人。
これまでも様々な企業の製品・サービスのPRを行ってきたドリップ。
そんな中で老舗革小物メーカーさんからこんな提案があったそう。
『ぜひ、君たちの手で今の若者が欲しい革小物をつくってみてよ!』
そんなことから企画された今回のイベント。集まった19名全員で「20代、30代の私達がいま、本当に欲しい革のモノって何だろう?」を話し合うことに。
まずは、事前に配った用紙に自分の意見をまとめてもらいました。
今の時代に財布のあるべき姿とは…
最初に話し合ったのは「理想の財布」。
もはやスマートフォンとクレジットカードさえあれば事足りてしまう。そんな時代だからこそ、新しい時代にフィットした財布の姿とはどんなものでしょうか…?
キャッシュレス派・コンパクト財布派が多数
どんなものが欲しいか、の前にまずは皆さんがいつも使っている財布を聞いてみると、
- 長財布派:6人
- コンパクト財布派:13人
という結果に。
『極力をモノを減らしていきたい』
『モノとしてかっこいいのは長財布かなぁ…』
『現金を使う機会が減ったので、コンパクト財布に乗り換えることを考えています』
『マネークリップ、小銭入れしか使っていない』
やはりここでも挙がったのが、クレジットカードやApple Payをはじめとする電子決済の普及。
ということで、平岡が更に質問。
『ちなみに、普段現金をほとんど使わない方っていますか?』
- 現金派:5
- キャッシュレス派:14
現金派、少ないですね…ちょっと意外でした。
現金派に意見を聞いてみると、
『なんだかんだ食事のときなど、現金が必要なシーンはまだまだ多いですよ』とのこと。
一方、キャッシュレス派からは、
『お札はいいけど、小銭はかさばるのでできるだけ持ちたくない…』
『どれくらい使ったかがデータとしてみれるので管理しやすい』といった意見も。
ほとんどの方は、完全にキャッシュレスではないものの、できるだけ現金は持ちたくないということが分かりました。ただ、地方だとまた違った結果になるのかも。
また、コンパクト財布派のほとんどはキャッシュレス派なのが印象的でした。
本当に欲しいもの革のモノって何だろう
続いて、もうすこし幅を広げて「理想の革小物」の話に。
『こんなのがあったらいいよね』と参加者同士でも議論が白熱。みんなのイメージが膨らみます。
『革でできた名刺があったら嬉しい。端材を使ってエコアピールもできるかも』
『傘の柄のカバーとか。雨の日もテンションが上がりそう』
『家をすべてレザー化したいので、革の便座カバー』…なんて声も(笑)
そんな中でやはり多く上がったのが「小物入れ・ポーチ」。
モバイルバッテリー、ケーブル、イヤホンなど、バッグの中はなにかと散らかりがち。
機能性を追求していくとどうしてもデザイン性が失われてしまう。なくなくナイロンのポーチをつかっているけど、本当は革のモノが欲しい…なんて声も。
最後まで、白熱した議論が行われました。皆さんの意見をもとに、若者が本当に欲しい革モノづくりをしていきます!!
“好き”で話そう
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
「好きなものだからこそ、熱く語れる。そして共感し合える」そんなことを感じたイベントでした。
今後もドリップでは「好き」をテーマにさまざまなイベントをしていく予定です。どうぞお楽しみに!