7000人ものユーザーの手に渡ったFLOORPACK
2021年の1月にクラウドファンディングを行なったdripのバックパック「FLOORPACK」。
「収納部分が大きい分、中がゴチャゴチャになってしまいがち」というバックパックの悩みを解決した「2階建て構造」が特徴的なバックパックです。
メインの収納部分が上下2つの部屋に分かれており、それぞれに別のものを収納可能。バッグの底部にあるモノも、上部にあるモノもスムーズに取り出すことができます。
また、上下を仕切るセパレートは面ファスナーで簡単に取り外しが可能。2つの部屋に分けることも、1つの大きな部屋として使うことも可能です。
そして、このメイン部分の収納以外にも様々な点にこだわりを詰め込みました。
小物を収納可能な天面ポケットや、バッグ内のサイドポケット、シティユースやビジネスユースでも使いやすいミニマルなデザインなどなど…
普段バックパックを使っていて気になりがちな細かなポイントにもしっかり踏み込んでいます。
バックパック好きの皆さんとのディスカッション、幾度にも及ぶサンプル作成など、多くの方と協力しながら1点の妥協もないアイテムを完成させることができました。
その結果、プロジェクトを開始するや否や、瞬く間に多くの方に支援いただき、初日の支援額はクラウドファンディングサービスのMakuake歴代1位に。
その後の一般販売も含めると、なんと7000人以上の方の手に使っていただいています。(2022年11月現在)
Makuake of the year 2021 として、年間プロジェクトのBEST20にも選出いただきました!
寄せられた意見を参考に、更なるバックパック開発へ
多くの方々にFLOORPACKが届いたことで、これまでdrip製品を使ったことがない方々からも、広くお声をいただけるように。
その一方で様々な反響をいただきました。
2人が話し合っていると…。
話題に入ってきたのは、「Flextrap」「レザーカメララップ」など、これまでdripとのコラボレーションで様々な製品を開発してきた高澤けーすけさん。
デジタルライフクリエイター。ベンチャー企業を経て、Yahoo! JAPANでデジタルマーケティングの仕事に従事。2018年に独立後、YouTubeを開始。現在は、カメラ・ガジェット・旅行などを発信し、YouTubeの登録者数は16万人を超える。
2人ではじまったFLOORPACKの振り返りは、けーすけさんを交えた3人での新たなバックパック開発へと進んでいきました。
新たなバックパックの方向性は…?
三人寄れば文殊の知恵、という言葉通り、けーすけさんが開発に加わったことで、これまで以上に多くの質の良いアイデアが出てきます。
しかし、アイデアこそ溜まるものの、果たしてどんなバッグにしていけば良いのか、バッグパック自体の方向性がまとまらず、なかなかイメージが定まりません。
そんな時に思い出したのが、FLOORPACKを開発した際にも行なった「製品開発イベント」。
普段からdrip製品を愛用してくださっている皆さんや、各アイテムに対して並々ならぬ知識と情熱をお持ちの方々と話し合うことで、今回のバックパックに必要な要素がまとまるかもしれない…。
そこで、けーすけさんの力を借りながら、今回も製品開発イベントを行うことに。
カメラ好きの皆さんから飛び出す鋭いアイデア
イベントでは、カメラやガジェットなど普段からこだわりのものを持ち運ぶ皆さんだからこその生の意見を伺いました。
ぼくたち3人だけではなかなか出なかった、ユーザー視点の生々しい声も。
「カメラやにレンズ、色々入れられる大容量のバッグが欲しい!」
「でも普通のカメラバッグは大きすぎて使いにくい…」
「荷物が重いときのためにも、肩のベルトにクッション性が必要だと思うな」
などなど、議論は白熱していきます。
グループごとに出た意見をまとめてもらい、イベントの最後には「自分たちにとっての理想のカメラバッグ」を発表してもらうことに。
同じ悩みでも全く異なるアプローチで解決法を編み出していたりと、個性が光るバックパックたちが完成しました。
この日出たアイデアや改善してほしいポイントなどは参考になるものばかり。次回はこれらを整理しながら、バックパックに欲しい要素をまとめていきます。
そして、いよいよ本格的なバックパック作りがスタート。ぜひ、続報をお楽しみに!
また、バックパック開発の最新情報は公式Twitterにてアナウンスしていきます。気になる方はぜひフォローをよろしくお願いします!
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