最小のミニマル小銭入れ「CHIP」の特徴
- 小銭サイズに合わせて設計した 最小クラスの小銭入れ
- 容量が少ない コンパクト財布のベストパートナー
- 革の風合いを楽しめる、 日本の職人手作りの一品
コインのサイズに合わせて作った最小の小銭入れ
「CHIP(チップ)」は日本の硬貨サイズに合わせて作られた正方形の小さな小銭入れです。持ち物をよりコンパクトに、身軽に生活をしたいという方のためにdripが企画、製作をしたオリジナル製品となります。
素材には日本の職人が手がける「熟成レザー」を採用。毎日触れるたび革が馴染み、美しい光沢を放ち始めます。鞄の中、ポケットの中、そしてあなたの手の中で大事に育ててあげてください。
時代と共に変化する財布の形
「キャッシュレス」という言葉が定着し始めた2019年。あなたの身の回りでも電子マネーやクレジットカードを利用する機会を多く目にするようになったのではないでしょうか。
そんな現金を使わない暮らしに合わせてか、薄く小さなコンパクト財布やマネークリップ型の財布が人気を集めています。
こうした財布は小銭の収納に関しては後回しになることが多く、合わせて別の小銭入れを持ち歩いていたり、小銭はポケットに入れたまま移動するという人も多く見受けられます。
そんな「小さな財布」達の悩みを解決するために生まれたのが、この最小の小銭入れ「CHIP」です。
きっかけは「PRESSo」から。
この「CHIP」のコンセプトは、同じくdripが考案した“キャッシュレス時代の理想の財布「PRESSo」”のユーザーから寄せられた声が元になって生まれたもの。
リンク:https://www.makuake.com/project/presso/
「PRESSo」はMakuakeにて2000%を超える支援を受け開発された極限までミニマルな革財布。それゆえに機能は必要最低限にまとめているので、使用に制限が生まれてしまうという側面もあります。
特に真ん中のポケット部分については、小銭以外にも「鍵を入れたい」「領収書を収納したい」と様々な用途で使いたいという要望が上がってきました。
小銭をこのポケット以外の別の場所に収納することができれば、より「PRESSo」の使い方に自由度が増し、ユーザーの可能性を広げることができるのではないかと考え、この「CHIP」のアイデアに辿り着いたのです。
小銭を別に持ち歩くことができれば薄い財布は更に薄く、小さい財布は更に小さく持ち歩くことができます。コンパクト財布の良き相棒として、側に置いてほしい小銭入れです。
CHIPのこだわり①:4.5センチのコンパクトサイズ
dripが製作した「PRESSo」はカードサイズに合わせた「最小の財布」でした。「CHIP」も同じコンセプトを受け継ぎ、コンパクトな財布に合わせるなら同じく「極限まで小さな小銭入れ」であるべき、という思想の元開発に着手。
その結果生まれたのが4.5センチ四方の正方形、という形でした。
最小の財布が”カードサイズ”なら、最小の小銭入れはきっと”コインサイズ”。
硬貨を入れても無理なく取り出せるギリギリのサイズを求めた結果、この形が最適解という答えに。
幾度も試作を重ね、テストを繰り返し辿り着いたのが4.5センチの正方形。これがdripが考え得る「最小」の小銭入れです。
とても小さな小銭入れですが革を内部で折り返す「袋縫い」というマチを広く取る縫製方法を採用し、二枚の革を最大限大きく使えるように考えて設計をしました。
小銭を重ね立体的に収納ができるので見た目以上に小銭を持ち歩くことができます。
この小ささながら100円玉ならば10枚、500円玉で8枚を収納可能。日々発生する小銭を受け止めるには十分な容量を用意しました。
CHIPのこだわり②:使うほど味が出る「熟成レザー」
「CHIP」には「PRESSo」で人気を博した国産の「熟成レザー」を同じく採用しています。
「オイルを予め浸透させ一定期間適温で熟成させる」という特殊な工法により使用時から革の味を感じられる素材で、使い込むほどに艶やかに光沢を放ち始める「熟成レザー」。
その特殊な工法から生産量が限られているため、本来小銭入れのような単価の安い製品に採用するのは難しい素材なのですが、今回「PRESSo」との並行生産という形で熟成レザーの使用が実現しました。
また今回、財布というジャンルの中でも特に小さなプロダクトということで製作する職人の技術も高い水準が求められることになります。
なので製作は前回同様、銀座の老舗革小物メーカー「PRAIRIE」さんにご協力をお願いいたしました。
これまで多くの小銭入れを制作してきた「PRAIRIE」 さんでも今回の「CHIP」ほど小さな小銭入れは見たことがないと驚いていましたが、dripの新しい試みに興味を示していただき設計・生産を全面的にバックアップをいただいています。
カラーは5色展開
今回の「CHIP」には「PRESSo」と同じ3色に新色2色を加え、合計5色のラインナップをご用意しました。
経年変化が分かりやすく、明るい茶色「モカ」です。革を育てる楽しみをすぐに感じたいという方にオススメです。
※「モカ」は革の性質と製造の工程により、初期状態から「プルアップ(オイルの移動による変色)」が発生するモデルとなります。ご希望の方は下記の「FAQ」内「プルアップとは何ですか?」という項目をお読みの上ご購入ください。
「モカ」よりも深く落ち着いた茶色の「アメリカーノ」です。より時間をかけて経年変化をしていくためじっくりと革の風味を味わいながら育てて行きたい方に合っています。
「ブラック」は色の変化は少ないものの、傷や汚れに強く長く使いやすいモデルです。同じ黒でも、育てていくと艶が増し光沢を放つように成長していきます。
今回から新しく採用した新色「トープ」です。
こちらには熟成レザーではなく、イタリア北東部で生産されたの耐久性の高いシボ革を採用。この地域はイタリア中の牛タンナーが集まる世界を代表する革の産地、革質の良さは折り紙付きです。
この革は経年変化はしないものの、汚れに強くいつまでもクリーンな印象で使い続けることができます。柔らかでふっくらとした質感のため折り曲げても皺にならないという特徴も。
「トープ」の上品で落ち着いたグレーは女性でも使いやすく、ファッションにも自然と馴染みます。
もう一つの新色「リモーネ」にもイタリア製のシボ革を使用。
目の覚めるように鮮やかな黄色は、コーディネートのアクセントとして。
小さな財布に、最小のパートナーを。
持ち物が少なく、小さく変化している今の時代。持ち歩く財布の形も小型化の一途を辿っています。その「小さな財布」をもっと自由に快適に、本来の形のまま使うために作られたのがこの「CHIP」です。
せっかく小さい財布を選んだのなら、小銭入れも一番小さなものを選ぶべき。コンパクト財布の最高で最小のパートナーをあなたの手に。