ストーリー Story

インフルエンサーインタビュー Vol.6 ミヤマレベッカ

“インフルエンサーとつくる、いま本当に欲しいモノ”をコンセプトにするプロダクトレーベル「Makers by drip」。Makers by dripの製品は共に開発を行うインフルエンサーの「これが欲しい!」という情熱によって作られます。

今回はガジェットやエンタメ、ご自身のライフスタイルを中心に発信するwebクリエイター、ミヤマレベッカさんと共同で製品を開発することになりました。

そこで、dripの堀口がミヤマレベッカさんに開発の経緯や、製品の特徴、今回の開発にかける思いなどをお伺いしました。


ミヤマレベッカさんについて

YouTubeを中心にwebクリエイターとして活動されているミヤマレベッカさん。ガジェットやデバイスだけでなく、ご自身の趣味でもある映画や小説・漫画など、多岐に渡るジャンルのコンテンツを発信されています。

チャンネルでは日々の購入品や外出の様子を記録したvlogが人気。ミヤマさんらしさ溢れる日々の生活を垣間見ることができます。

—まず最初にdripと開発するまでの経緯についてお伺いしたいです。

ミヤマ:もともとは視聴者のひとりとして、dripの堀口さんや平岡さんの動画を見ていました。というのも私はガジェットや生活について発信するYouTuberとしては割と後発組で、どちらかというと新参者なんです。

で、そこからコロナ禍をきっかけにYouTube活動を始め、チャンネル登録者が10万人になった頃に堀口さんにTwitterで声をかけてもらいました。最初は信じられなくて偽物かなって疑っちゃったんですけど笑 その時にコラボのアイテム作りませんか?とDMで声をかけていただいたことがきっかけで一緒に制作することが決まりました。

—そこからどのように制作を進めましたか?

そこからzoomでアイデア出しを兼ねて打ち合わせをしようってなって。日々こういうのが欲しいっていうアイデアを持ちながら製品を探しているので、その中でシンプルで使いやすいマグカップを作りたいという思いをずっと抱いていました。

初回のアイデア出しの時点で作りたい製品の概要はすぐに決まって、余った時間で週刊少年ジャンプの話をするぐらいにはスムーズに話が進みました笑

堀口さんの話もわかりやすかったので、話がすごくスムーズに進んだのを覚えています。そこからツイッターのDMでやり取りをしながら1ヶ月くらいでアイデアが固まって実際に窯元を探すところまで進みました。

—窯元での話についてもお伺いしたいです。

窯元に行ったのは去年の夏で、夏のとても暑い中、多治見の工場へ見学に行きました。

陶磁器の原料となる土選びから、実際ににどのような工程で製品を作っているのかまで、余すところなく見せてくださいました。

自分が普段から手にしているものが作られる様子を見学できたのはとてもいい経験になりました。

その後実際に自分達が書いたラフスケッチをお見せして、マグカップの本体と持ち手、色の相談をしました。そこでも話はとんとん拍子で決まって。工場に行くまではざっくりとしたイメージだけだったので、実際にサンプルを見てみたら色も形もすぐに決めることができました。そこで選んだ3色がそのまま今回の製品のラインナップになっています。

—そのような経緯の中で生まれたのが今回の製品なんですね。

そうなんです。シンプルな製品なんですけどすごくこだわりがあって。まず紹介したいのが、「2枚の蓋」の部分です。これは蓋として使えるのはもちろんの事、カップの下に蓋を置けば表面も裏面もコースターとして使うことができます。さらに淹れ終わったティーバックを置くためのお皿としても使えるのが今回の製品「FOCUS MUG」についている蓋なんです。

普段家で作業をする時にお茶が好きでよく飲んでいるので、その時に自分が一番使いたいと思うマグカップを作りました。「家で集中している時のお供になってほしい」という気持ちがこのマグカップ制作の根底にはあります。「FOCUS MUG」という製品名もその「目の前の作業に集中してほしい」という思いから名付けました。

—あと、今回の製品にはミヤマさんのオリジナルロゴが入っていますが、その部分についてもお伺いしたいです。

もちろんです。実はロゴについては堀口さんにすすめてもらって今回、1から作ることになりました。dripの製品は誰にでも使えるシンプルなデザインを売りにしていると思うので、自分のロゴを入れようなんて思ってもいなかったのですが、結局は作らせてもらうことになりました。

今回デザインはdripのロゴや段ボールの装飾などをしてくださっている藤田さん(藤田 勇人 / SHINK Inc.)さんにお願いしました。

今回のために制作されたミヤマさんのロゴ。デザインは藤田 勇人 / SHINK Inc.によるもの

私がロゴを作るにあたって要望したのは、私自身が好きな黒と差し色としての白が入ったデザインであること、直線的なデザインであることでした。

藤田さんとは一度zoomで軽い打ち合わせをしただけだったのですが、まさかの1発でこれ!っていうものを送っていただきました。お願いしていた内容をベースに、私が普段「ミヤマ」として名乗っているので、その名前をモチーフに「3つの山」をメインにデザインしてくださいました。それをそのまま今回の製品のロゴとして使わせていただいています。

あと、今回プリントしたロゴは蓋の片面と、マグカップの底面に当たる部分にしか印刷をしていません。なので普段使っている時はカップやティーバッグの下に隠れるので、本当にシンプルなマグカップとして使うことができます。普段使いするときにロゴが見えないという点は陰ながらこだわった部分です。

今回制作されたロゴは「FOCUS MUG」を梱包する箱にもあしらわれています。

—他にも作るにあたってこだわったところはありますか?

先ほどお話しした「2つの蓋」という「FOCUS MUG」の一番の特徴なのですが、他にもこだわれるところはとことんこだわって制作をしました。

大きさはその1つです。今回の「FOCUS MUG」は大体容量が320mlくらいで、これより少ないとどうしても淹れたお茶が飲んでるうちにすぐ無くなっちゃうんですよね。ただ、あんまり大きくても重くなっちゃうので大変で。

320mlは私がいろいろなマグカップを使い続ける中で一番ちょうどよかった大きさのものでした。結構大きいので作業中飲んでいても1時間は持ちますし、もし2、3時間置くことになっても、付属の蓋を被せれば冷ましてしまうことなく、長時間飲むことができます。

あと細かい部分なんですけど、持ち手にもこだわっていて、最初は直線的なデザインを採用していたんですけど、私はそれが持ちにくかったので、自分が持ちやすいデザインの持ち手に変更をしました。2、3本指を入れて他の指で支えれば、飲み物がなみなみと入っていても片手で飲むことができます。

やっぱり、作業に集中している時や、映画、漫画をはじめとしたコンテンツを楽しんでる時に、周りのものじゃなくて、いま自分が向き合っているものに集中してほしい、という思いをコンセプトにしているので、それを構造に落とし込みました。

製品の詳細について

このような経緯から生まれた「FOCUS MUG」。

製品のより詳しい内容については下記の記事でより詳しく解説していきます。

販売ページはこちら

販売は11月28日18時より下記のドリップ公式BASEショップにて行います。

https://drip.base.shop/items/80742463

その他製品の更新についてはdripの公式アカウントにて発信していますので、ご確認ください。