“インフルエンサーとつくる、いま本当に欲しいモノ”をコンセプトにするプロダクトレーベルMakers by drip。
Makers by dripの製品は共に開発を行うインフルエンサーの「これが欲しい!」という情熱によって作られます。
そんなインフルエンサーのもとに堀口・平岡が直接伺い、普段の活動やものの考え方、製品開発にかける思いなどを直接聞かせてもらうのがこのインタビュー企画。
第2回目となる今回は堀口が「トバログ」という名前でYouTube / ブログメディアを運営する鳥羽恒彰(とばつねあき)さんにお話を伺いました。
鳥羽恒彰さんについて
ブログや動画制作を中心に、寄稿や受託制作などクリエイターとして幅広く活動する鳥羽さん。テック系メディアでのインターンを経て広報PRやマーケティング職を経て2018年に独立し、現在はフリーランスとして働いています。
2020年1月に開設したYouTubeチャンネルではガジェットをメインに暮らしや仕事効率化の道具などを紹介。スタートから1年1ヶ月でチャンネル登録者は10万人を突破。特にYouTubeではカバンの中身を取材する動画シリーズが人気です。
ものづくりをしてみようと思ったきっかけ
——鳥羽ちゃんは普段モノをレビューすることが多いと思うけど、どうしてモノづくりをしてみようと思ったの?
ぼくはブロガー時代からこれまで累計1,000個くらいのモノをレビューしているんですけど、その中で良いモノもたくさんあれば「どうしてここをこうしないんだろう?」というような、メーカーとユーザーニーズの齟齬をよく感じていたんです。
そんな時にプライベートでも仲が良いドリップがプロダクト事業に取り組んでいるのを見て「ぼくがこれまで感じてきたメーカーとユーザーのギャップを埋めるものが作れるかも」と思い、挑戦してみることにしました。
製品開発におけるコンセプト
——モノづくりをする時にはどういう点を意識してる?
すでに世の中にあるモノを自分が使う用にブラッシュアップする感じですね。見た目や用途などはオーソドックスなままですが、一捻りエッセンスを加えることで使いやすくすることを心がけています。
PRESSo L
例えばPRESSo Lはお札を3枚折りにする代わりにミニマルなLファス形状にし、スマホ幅で持ちやすい形を意識。またすぐにカードが取り出せるよう外側にカードホルダーを付けました。
発売から半年ほど経ったころに似たような製品が各社から販売され始めたのをみると、改めてメーカーとユーザーのギャップを埋められたのかなと自信が出ますね。
レザーパスポートケース
SIMピントSIMカードがピッタリと入るパスポートケースもぼくが実際に旅に出た経験からあると便利だなと感じて製作しました。
こちらのパスポートケースは今コロナで旅行に行けないこともあってLファスほどではないけど、本当に必要な人にじわりと売れて欲しいですね。
見た目と使い勝手にこだわった製品を作りたい
——今後作っていきたい製品の構想とかはある?
今後も「オーソドックスだけど、見た目と使い勝手が良い」と思ってもらえるようなプロダクトを手がけていきたいですね。これまで色々なモノを使ってきて、結局のところ使い続けたいモノは奇をてらわず、機能を盛り込みすぎないシンプルなものが多いんですよ。
日常で感じている「これがあったらいいのに」「見た目がもっとシンプルならいいのに」といった不満を解消して、使ってくれる人の生活をもっと豊かにしていきたいですね。
現在も新製品を企画中
——いま水面下で開発中のアノ製品も、早くリリースしたいね!
そうですね!いま開発中のモノはこれまでとはまた違った素材や開発アプローチになりそうなので、完成が楽しみです!トバログらしい製品になると思うので、ぜひ期待しててください。
発信の場は変わっても、発信すること自体は続けていきたい
——最後に、今後の鳥羽ちゃんの活動について展望があれば教えて!
これまで通りYouTubeやブログをメインにコンテンツを発信していくことは続けていきたいです。僕自身は人に何かを伝えて喜んでもらえることが好きなので、プラットフォームが変わっても発信することは続けていくと思います。
また人のカバンの中身や作業空間を覗き見するのが好きなので、そういった自分が好きな方向でも楽しく活動を続けていきたいですね!