“インフルエンサーとつくる、いま本当に欲しいモノ”をコンセプトにするプロダクトレーベルMakers by drip。
Makers by dripの製品は共に開発を行うインフルエンサーの「これが欲しい!」という情熱によって作られます。
そんなインフルエンサーのもとに堀口・平岡が直接伺い、普段の活動やものの考え方、製品開発にかける思いなどを直接聞かせてもらうのがこのインタビュー企画。
今回はファッションや自身のライフスタイルをYouTubeで発信するTakahiro Kawashimaさんに堀口がインタビュー。Kawashimaさんの普段の生活や、モノづくりにかける思いを伺います。
Takahiro Kawashimaさんについて
自身のこだわりファッションやライフスタイル、日々のVlogなどをYouTubeで発信するKawashimaさん。「時間ができたので面白そうだなと思って」と2019年から動画投稿を開始し、あっという間に8万人以上の登録者を集めています。
ファッション系の動画が特に人気で、Kawashimaさんなりの解釈でファストファッションアイテムを大人っぽく着こなすシリーズは毎シーズン注目を集めます。
最近ではそうした活動が認められUNIQLO × JW ANDERSONコラボでは先行レビューをするなど、いま注目のファッションインフルエンサーです。
YouTubeは新しい出会いを自分にくれた
——会うたびに思うんですが、Kawashimaさんって本当にイケメンですよね…!男から見ても格好良い!
え、いきなりなんですか…!笑 ちょっとそういうのはナシ!恥ずかしくてどうしたらいいか分からなくなるんで、褒めるのはナシでお願いします笑
——すみません、Kawashimaさんにはつい兄貴的な親しみやすさを感じてしまって…笑
——じゃあ早速なんですが、Kawashimaさんは2019年夏と比較的最近YouTubeを始めたと思うんですけど、率直にやってみてどうでしたか?
めちゃめちゃ楽しいですよ!動画投稿していると例えばアパレル関係の人だったり、視聴者さんだったり、これまで自分が会うことのなかった人達と出会えるのが楽しいです。YouTubeって1人でやっていることなのに、それを通じてたくさんの人と繋がれるのが面白いなーと思いますね。
あと動画は視聴回数や登録者数などの数字が見れるのがやりがいでもあります。ぼく結構負けず嫌いな性格なので、昨日の自分を超えてやろうってゲーム感覚で楽しみながら取り組んでいますね。
——Kawashimaさんはもともと飲食店を経営されていたと思うんですが、そこからYouTubeクリエイターになったのはどういう経緯があったんですか?
YouTubeだから特別というわけでもなく、以前からInstagramやYouTubeなどをやってみたいなーと興味はあったんです。それで少しずつ練習がてら動画を投稿していたんですが、コロナの影響もあって時間ができたこともあり本格的に始めてみました。
なので強い意志があって始めたというよりも、他にやれることがなかったのでYouTubeを始めてみようと思った感じですね。ただ先ほど話した通りやり始めると楽しくて。動画投稿を始める前と後では、生活やワークスタイルもずいぶん変わりましたね。
dripから声を掛けてもらって嬉しかった
——もともと僕らとは面識がない中、平岡からいきなりTwitterのDMで企画にお誘いしましたが、正直どう思っていましたか?
もともとお二人のYouTubeは以前から拝見していたので、声を掛けてもらって純粋に嬉しかったです!drip製品がこだわって作られているのも傍目で見ていて「おれもこれ作るんだー!」ってワクワクしましたね。
あとは参加している他のクリエイターの方も普段から拝見している方ばかりで、そんな素敵な人の中に自分も入れるのは嬉しかったですね。個人的にもモノを作るならこだわりたいので、dripさんに声を掛けていただいてよかったです。
シンプルで単純な作りなモノが好きで
——そう言っていただけて嬉しいです!それでは今回Kawashimaさんが監修した製品のコンセプトについて教えてください。
ぼく、シンプルで単純なモノが好きなんですよね。今回2つのアイテムを制作したのですが、どちらもぼくの好みをふんだんに盛り込みました。
レザーサコッシュ
まずはこちらのサコッシュですね。これは開発途上で色々ありました。笑
——結構途中でコンセプトを大きく見直したりと、時間がかかりましたよね!笑
もともとは「着るサコッシュ」というコートやシャツのインナーに忍ばせて使うコンセプトの製品を作りたかったんですよね。だから革もあえて薄くてすごく柔らかいものを使っていました。
ただ途中で革見本を見にいった際に、今回使っているホーウィン社製の革を見て考えがガラッと変わりました。とにかくこの革が格好良くてこれで製品を作りたくなったんです。
最初はガッツリ固めなんですが身につけると自分の体温で少し体に馴染むんです。そしてエイジングもしっかり楽しめる素材なので、使うことで体に馴染んでフィット感が増していくサコッシュになっています。使い古したジッポみたいに、自分色に鈍く光らせていって欲しいです。
ホーウィンレザーというとDr.Martinsのブーツにも使われている革素材。ぜひブーツが大好きという人に届けたい製品ですね。
レザーベルト
レザーベルトは今も開発段階なのですが、ベルトって普段1本2本くらいしか持ってないじゃないですか。それに結構合わせるパンツを選んだりするので、どんなパンツにも使える格好良いのが1つ欲しかったんですよね。
こちらもコンセプトはサコッシュと全く同じです。シンプルで単純で、定番。それしか作れないんですよね、ぼくは(笑) ちらっと見えても子供っぽさを感じない、大人の落ち着きがある印象を出せればいいなと思っています。
実用的で毎日使うモノを作りたい
——今後はどういう製品を作っていきたいですか?
毎日使う小物を作っていきたいですね。すでにdripさんにご相談はしているんですが、マネークリップとか実現できたらすごく嬉しいです。
——開発に難航してしまっていますが、実現したいですね…!
あとはサングラスケースとかも自分でよく使うので面白そうだなと思いますね。ファッション性もそうなんですが、実用性も兼ね備えつつ育てていけるエイジング要素が乗ったモノをこれからもたくさん作っていきたいです!
オフライン領域でも活発に活動していきたい
——Kawashimaさんの今後の活動について、考えていることなどありますか?
冒頭でも話しましたがYouTubeはすごく楽しいのでもちろん続けていきたいです!その上で今後はもっと活動の場をリアルにも広げていきたいですね。
それこそ今回みたいなモノを作って届けるというのも、dripさんとはもちろん個人でもやっていきたいと思っているし、オンラインサロンにも興味があります。みんなで集まれる場所作りもいつかやってみたいし、やりたいことは尽きません(笑)
チルタイムをいかに彩るかに夢中
——最後に、最近ハマっていることがあれば教えてください!
動画でもよく発信してるんですけど、自粛中の生活をきっかけにチルにハマってます。日常の中でいかにチルタイムを作り、それを彩るかを真剣に考えていますね。その一環として最近はシーシャに興味があります。
ぼくは1日だらっと過ごしてしまうよりも、1日の中で30分だけグッと濃密なチルタイムを過ごす方が性にあっているんですよね。そのひとときがあるだけで今日も頑張ってよかったな〜って、そう思える時間を大切にしています。