“インフルエンサーとつくる、いま本当に欲しいモノ”をコンセプトにするプロダクトレーベルMakers by drip。
Makers by dripの製品は共に開発を行うインフルエンサーの「これが欲しい!」という情熱によって作られます。
そんなインフルエンサーのもとに堀口・平岡が直接伺い、普段の活動やものの考え方、製品開発にかける思いなどを直接聞かせてもらうのがこのインタビュー企画。
第1回目となる今回はYouTubeでカメラや映像、ライフスタイルなど幅広く発信している高澤(たかさわ)けーすけさんに平岡がお話を伺いました。
高澤けーすけさんについて
YouTuberとしてカメラや映像、ライフスタイルなどを中心に発信活動を行う高澤けーすけさん。
もともとはブログから発信活動を始めましたが、2018年12月に独立したのをきっかけに映像制作・動画投稿をスタート。現在YouTubeのチャンネル登録者は10万人。
映像に拘ったCinematic作品シリーズが人気で、そうした動画のメイキングの様子も同時に配信しています。
現在はYouTubeへの動画投稿だけでなく、SONYなどカメラメーカーとのタイアップやイベントでの講演、カメラ関連企業の新製品開発にも参加。カメラを軸に情報発信にとどまらない活動をしています。
モノづくりをしてみようと思ったきっかけ
——けーすけさんは以前から「モノづくりに挑戦したい」と言ってたよね。
そうそう、普段からYouTubeでカメラの情報を発信するなかで、カメラという趣味自体をもっと格好良くしていきたいと思ってて。
カメラは高価な物だから、その周辺機器やアクセサリもプロ向けや機能に特化した物が多い印象だったんだよね。もっと若い人がファッション的に持っても格好良いようなモノを作ってみたいと思っていた時に、ちょうどdripから声を掛けてもらってMakers by dripに参加させてもらいました!
製品開発におけるコンセプト
——製品開発をされる上でのこだわりやコンセプトを聞かせて!
持ってて嬉しくなるようなスタイリッシュな見た目は大事にしてるかな。そこに今までなかったワンアイデアを加えた、便利で格好良いモノづくりがしたいなぁ。
——これまで作った製品のポイントを簡単に教えてくれない?
レザーカメラオーガナイザー
これまで撮影で使う小物類はカバンの中にどさっと入れてたんだけど、やっぱりそれだとゴチャついちゃったり、忘れ物が多くて悩んでたんだよね(笑)
このオーガナイザーは自分が撮影で必要な物が全て収納できて、かつ開いた時に一覧で物が見える。整理と忘れ物防止を兼ねた製品になったね。
レザーカメララップ
ぼくは普段からカメラバッグ的なものは使わないんだけど、直接バッグにカメラは入れたくなくて。こういうカメララップがあればいいなぁと思ったときに、だったら自分の好きな革素材で作っちゃえって感じでできたのがこのレザーカメララップ。
拘ったのはラップを資格ではなく手裏剣形にしたことで嵩張らないのと、カメラストラップを隙間から出しやすく設計したこと。
手袋用の革を使っているから最初から柔らかくて、中はクロスになっているから背面液晶を軽く拭いたりするのにも使えるのが良い。お気に入りのアイテムです。
レザーカメラストラップ
レザーカメラストラップは今回新しく開発したもの。カメラストラップっていろんな種類があるけど、拘ったのはやっぱり「見た目」と「利便性」の2点。
見た目は肉厚なレザーにちょっとくすんだ金属パーツを合わせて、普段のファッションにも合わせやすいデザインを意識しました。カジュアルなのに安っぽくないバランス感が気に入っています。
あとはストラップの長さがすぐに変えられること。動画を撮っているとストラップを短くしてピンと張って手振れを防いだりするシーンもあって、そういう時にすぐに長さを調整できるストラップがあると便利で。
このストラップはファッション用のベルト金具から着想を得た機構を採用していて、無段階かつすぐに長さを変えられるのが便利です。
動画を撮る人以外でも前掛け / 肩掛けみたいに、長さを変えて掛け方を変えたいシーンも多いと思うので、そういう方にはぜひおすすめしたいですね。
今後も愛機に個性をプラスできるアイテムを作りたい
——今後はどういう製品を作っていきたいとか、構想ってある?
今なんとなく考えているのはカメラ用カバンやレンズキャップ、ホットシューカバーとかかな。カメラ周りの周辺機器を格好良くデザインしていって、自分のカメラに個性やアイデンティティをプラスできるようなモノをたくさん作っていきたいかな!
——けーすけは昔、自分のカメラに「バロン」って名前つけてたもんね(笑)
まぁあれは半分冗談として(笑)
でもカメラって種類もそんなに多くないからどうしても人と被っちゃうんだよね。だから周辺機器とかアクセサリーで自分らしさを表現できたらいいなって思ってるよ!
カメラ業界をもっと盛り上げていきたい
——最後に、今後の活動の展望を聞かせて!
自分の好きなことを、映像を通じて面白く表現していきたいですね。多趣味で好きなことはたくさんあるんで、やりたいことは尽きない。
カメラ関係でいうと、もっと裾野を広げていろんな人にカメラを好きになってもらいたい。最前線のプロフェッショナルな方がいらっしゃる一方で、趣味で写真や映像を始める人も増えているから、そういう人たちに「カメラがあると毎日が楽しいよ」っていうことを伝えていきたいな。